花の浮島、礼文島を安く効率よくまわる方法

楽々まわれる定観バス自由度の高いバイク

稚内から約60キロの日本海上に浮かぶ礼文島は、可憐な高山植物が咲き誇る場所として旅行者に人気がある。
主な見所は、島の南西部の桃岩は、元地海岸あたりと、島の北部のスコトン岬や澄海岬周辺に分かれるが、そのすべてをまわるとなれば時間がかかる。
目的や時間、体力などを考慮しつつ、見てまわる場所や移動手段を決める3つの方法を紹介しよう。

桃岩展望台コース

短い時間でハイキングを楽しむなら、桃岩展望台コースを選択しよう。香深港を出発して桃岩展望台、元地灯台まで歩いた後、南端の知床まで下り、海沿いの道で香深港まで戻るコースは約10キロ、約3時間が目安となる。
6月～9月にかけて色とりどりの高山植物が咲き誇る道を歩くのは実に気持ちが良い。

礼文島の宗谷バス

無理なく効率よくまわりたいなら、定期観光バス(3,300円～)からの利用もおすすめだ。
島北部のスコトン岬や澄海岬だけでなく、南部の桃台・猫台、そして2013年7月に新設された「北のカナリヤパーク」まで見ることができる。

礼文Ａ-1コース

（5/3～6・9/1～30）香深フェリーターミナル～①西上泊・スカイ岬(20分)～②スコトン岬(20分)～③桃台猫台(20分)～香深フェリーターミナル
（5/21～8/31）香深フェリーターミナル～①西上泊・スカイ岬(20分)～②スコトン岬(20分)～③桃台猫台(20分)～香深フェリーターミナル（下車可能11：40）～北のカナリアパーク～香深フェリーターミナル(香深フェリーターミナル【途中下車可能】11：40着)

礼文Ａ-2コース

香深フェリーターミナル～①西上泊・スカイ岬(20分)～②スコトン岬(20分)～③桃台猫台(20分)～香深フェリーターミナル

レンタルバイクのCat Rock

とにかく安くまわりたいと考える場合は、レンタルバイクという方法もある。
香深港の近くに店があり、原付バイクなら1時間1,000円単位で、5時間以上は4,500円で借りられる。
マイペースで走れて、好きな場所でバイクを止めて散策もできるなど自由度の高さが魅力だ。
島へ渡る前にしっかりと計画を立てておこう！